Blue_

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2020年　多摩美術大学　彫刻棟ギャラリー
サイズ可変、モニター、 zoom、webカメラ、ブルーシート、発泡ポリスチレン

 

会場に置かれた⻘い造形物と、複数の映像作品。

映像内では、会場に設置されている造形物の制作風景が映り、それらが制作の過程で徐々に⻘く変化していくと、過去に行った別の展示風景が クロマキーによって差し替えられて、映し出される。

リアルな会場では、新型コロナにより普及された「zoom」を利用して生配信を行うが、モニター 内では実際の造形物が展示会場と一体化し見ることができない。実際に会場へ足を運ぶことに よって初めて作者が作り上げた造形物を見ることができる。

【Blue series​】

会場に置かれた青い造形物。それをリアルタイムで画面上に映し出し、 ブルーバックを利用したクロマキー合成を行う。

青い作品はカメラの前を通り過ぎる人々と共に、クロマキー合成を施された映像として、リアルタイムでモニターに映し出され、

そこには現実とは異なる姿が現れる。

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Covid-19により、表現の場が今までのように行われづらくなってしまった環境に於いて、

作品の物体としての存在はどうなってしまうのか。

画面上では見ることはできな いが、足を運ぶことにより見ることの出来るインスタレーションを構成する。