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Blue hand

2021年 「極寒芸術祭」昭和遊郭美術館 べニア板、インジェット印刷、ブルーシート

 

北海道弟子屈町。

元遊郭の大きな一室にインスタレーション作品を制作した。
前回のオンライン参加ではなく実際に滞在しての制作。会場である元遊郭と、現在に於ける新型コロナウイルスとの関係について考えた。

共通点は身体的なタブー、関わり合い、絡み合いであり、それは人と人との距離感である。

 

立派な遊郭建築から染み出る圧倒的な人間臭さを、人間の手によって創り出された彫刻と、写真をこすることで現れる「転写」という技法で表現した。

抑圧されたタブーと敢えて向き合い、身体同士のコミュニケーションについて考える。

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