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Blue piece  5ʼ21”

2022年 Panasonic LUMIXアンバサダー映像作品

今回の映像作品では、造形物の制作過程が野外の自然の中で展開される。
映像の中では造形物が作者の手により⻘く染まっていくことで、ブルーバックを利用したクロマキー合成が行われ、

徐々に背景と同化されて行き造形物はその姿を消していく。


それは現実と虚像がネガとポジの関係のように、その対比を行き来する錯覚を生む作品である。
それはデジタルを介しながらもリアルである現実を疑うような感覚であり、改めて我々が見えている世界を捉え直す行為となる。

 

【Blue series​】

会場に置かれた青い造形物。それをリアルタイムで画面上に映し出し、 ブルーバックを利用したクロマキー合成を行う。

青い作品はカメラの前を通り過ぎる人々と共に、クロマキー合成を施された映像として、リアルタイムでモニターに映し出され、

そこには現実とは異なる姿が現れる。

Covid-19により、表現の場が今までのように行われづらくなってしまった環境に於いて、

作品の物体としての存在はどうなってしまうのか。

画面上では見ることはできな いが、足を運ぶことにより見ることの出来るインスタレーションを構成する。

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